特技や強みをホスピタリティに活かす
こんばんは。
今日は日々の業務において利用者さんとの関わりから感じた『ホスピタリティ』について書かせて頂きますね。
ホスピタリティは、よく『おもてなし』や『思いやり』と説明されます。
サービス業では、接客マナーにプラスαしてお客様に行う行為と考えれば良いでしょうか。よくディズニーランドやリッツカールトンのそれが手本とされ、本も出版されていますね。
医療や介護の業界でもホスピタリティは大切だと思います。私は利用者さん宅を訪問した際には、何か一つでも実践できることがないか、それとなく観察することを心がけています。
決して難しいことや負担の大きなことをする必要はありません。また、過剰にやり過ぎるのは制度から逸脱してしまいますし、他のスタッフに迷惑がかかったり、利用者さんから求められるものが大きくなってしまうことにも繋がります。
少し自分の得意なこと、自分にしかできないようなことをそっと行うのがちょうど良いのだと思います。
とは言いながら、私にはこれが得意だと言えるものがありません。ただ、私は人より背が高い方ではあります。
なので、利用者さん宅に伺った時には上の方をよく観察します。電球が切れかかっていたら「良かったら変えましょか?」と提案し、冷蔵庫の上のホコリが気になればサッと拭き掃除をします。
「高いところはできないから助かるわぁ」
そう言ってもらえると利用者さん以上に私の方が嬉しくなります。
お互いに嬉しい気持ちになれることこそが本当のホスピタリティだと感じています。
例えば、折り紙が得意な方。
ちょっとしたプレゼントにも良いですし、掃除をした後にそっと置いておくのも良いかも知れません。
簡単なことで構いませんので、ホスピタリティを実践することで小さな楽しみや喜びを提供できるのだと思います。
皆さま日々の業務が忙しいのは承知していますが、小さな工夫で喜んで頂けたら私たちも心が豊かになるかもしれませんね!