実地指導3〜居宅介護支援事業所〜
週末ではありますが、月初は皆さん請求業務など色々お忙しいと思います。体調を崩さないようにお気を付け下さい。
今回も実地指導の項目について書かせて頂きます。
支援経過とモニタリング
要介護の方は毎月1回以上の訪問、モニタリングが必須です。当然、これを怠れば減算対象ですね。たとえ訪問していたとしても、その記録が無ければ訪問したとは見なされません。
うちの事業所は支援経過➕モニタリングを別々に入力するやり方です。他事業所のケアマネさんに聞くと、支援経過記録内にモニタリングを落とし込んでいるということも聞きますが、色んなパターンがあるみたいですね。
当然ですが別に記載している場合、支援経過にある訪問日とモニタリング実施日が一致してなければいけないことは言うまでもありません。「訪問していない日にモニタリングしたのですか?」となりますから当然ですよね。
訪問した時間の記載があることも必須です。あと、モニタリング場所は自宅で行われていること。
ある訪問記録の例です。モニタリング実施日に利用者さんと一緒に通院をしました。もちろん利用者さん宅から出発、帰宅し、そこでモニタリングをしたのですが明確な記載が無く「病院でしたのですか?」と問われました。自宅でしたことを説明しましたが、その記載がなく減算となってしまいました。
モニタリングは、そのサービスを利用することで目標の達成状況を確認するわけですが『達成』『未達成』というようなチェックだけでは不十分とされます。あくまでも利用者さんの意見が必要です。どんなことを言っていたのか、口語でそのまま記しておきましょう。
支援経過には心身の状況など、訪問時に見聞きした情報や、他事業所からの連絡(デイを休んだなど)も詳細に記載しておいた方が良いでしょう。しっかりと記載がある方が、チェックする側の印象も変わりますよね。
特に複雑でもない作業なのですが、膨大な業務に追われて、つい抜けてしまうこともありますが要点を抑えて記載しておきましょう。
※これは100パーセント確実なものではなく、あくまでも経験による参考情報ですので、ご留意下さい。