とあるケアマネジャーのたわごと🌈

これまでの経験を基にした介護に関する様々な情報、日々の業務を通して感じたことが主な内容です。大変な職業でありますが、長く仕事を続けられる参考に活用して頂ければ幸いです。

綺麗でわかりやすい話し方をする為に

おはようございます!本日は3月3日ひな祭りですね。あいにく、天候は下り坂のようです。

偏見なのか、私が関わる方に多いだけなのか、、、いや、やっぱり結構な割合で多いはず!と思って書きます。
医療福祉業界には、話し方がよろしくない方が多い。話し方の良し悪しなんか特に求められない仕事ならばいざ知らず、対人援助というコミュニケーション能力が求められる仕事にも関わらず多いように思えてしかたありません。
このように偉そうに述べておりますが、それは自分自身も含めてなのですが、、、アナウンサーや司会業をしているような方のレベルまでを求めませんが、綺麗で聞いていて心地良い話し方ができるに越したことはありませんよね。

一言一言をゆっくり、はっきり話すことや適切な敬語を用いることはもちろん大切です。しかし、聞いていて話の流れがスムーズに感じられず、且つ説得力を得られない理由は何だと思いますか?それは「えーと」「あのぉ」などなど、不要な言葉を発してしまうことにあります。

私がこのように感じた理由。それは、自分の話す内容を長時間に渡って、じっくりと何度も繰り返して聞く機会があったからです。
三年ほど前、研究論文を執筆する為にインタビュー調査を行いました。一人に対して約一時間のインタビューを行うのですが、最終的にその内容を文字にする必要があるのです。その作業が『テープ起こし』と言われるもの。
ICレコーダーに録音したインタビューの様子をヘッドフォンで何度も繰り返し聞きながら、文字に起こしていく作業です。聞き取りながらタイプで文字にする作業は、想像以上の労力を必要とします。はっきりと聞き取れない時には何度も戻りながら確認しなければなりません。

日頃、自分が話している声や内容を録音して聞くなどということはありませんでした。ただでさえ「本当に自分の声?」という違和感を覚えながら聞くのですが、客観的に聞いてみると日頃は意識していない話し方の癖に気付かされるのでした。それが前述した「えーと」や「あのぉ」という言葉が会話の始めに登場するということなのですが、それ以外にも以下のようなものがありました。

「若い頃にされていたお仕事とかってお聞きしてもよいですか?」
ちょっとお聞きしてもよろしいでしょうか?」
えっ?それってどういうことですか?」

このような赤字で示した言葉が何度も登場するんですよね。長時間のインタビューをずっと聞いていると非常に耳障りでした。
それからは日頃の会話でも意識して使わないように努めているのですが、気を抜くとまだ使ってしまっています。
どのような場面で使ってしまうかというと、変に気を遣う時や自分の発言に自信が無い時に多いと感じております。しかし、いざ聞き手側になると、例に挙げたような言葉が付くことにより、発言に自信の無さを感じてしまいます。

不要な言葉を使わないようにするには、とにかく使わないように意識をすることが大切だと思います。そして、可能ならば自分の会話を録音して聞いてみること。なかなか恥ずかしい思いをしますが、自分ってこんな話し方しているんだと知ることができますよ!

もし、宜しければ実践してみて下さい!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村